本人?それともドッペルゲンガー?

予期せぬところで知人に会えると嬉しいってことありますよね。
そんなことが先日あったので記します。

わたしの趣味は居酒屋のハシゴ。
金曜日の夜、同じく飲兵衛の友人と連れ立って、いけ好かない上司の話や煮え切らない男の話を酒のつまみに大いに盛り上がりながら、何軒か回っていました。
場所は地元の繁華街……否、正確には地元ではありません。
都市名でいったら同じですが、色んな区があり場所があり、中学までいた自分の地元といえる場所は、主要駅から電車で何駅もある場所でした。
とはいえ、高校から引っ越してしまい、殆ど訪れていないのですが。

で、話を戻します。
確か三軒目だったでしょうか。
もうだいぶほろ酔いで、そろそろ帰ろうかという話をしていました。
最後にもう一杯飲んどきますか、と〆のお酒を頼もうと店員を呼んだんです。
元気よく返事があって、それから男性店員がオーダーを取りに来てくれました。

メニューを確認して顔を上げた時に目が合い、あれ?と思いました。
見たような顔をしている。なんとなく知ってるような気がする。
ただ、誰だか明確に出てこない。
私がぽかーんとしているのを見かねて、友人が注文してくれ、その店員は少し不審そうな顔をして去っていきました。

当然ながら、どうしたの?と聞かれて、今の人知ってる人かも…と言うと友人は食いついてきました。

なになに、初恋の人?

……だったら覚えてるわ、一瞬でわかるわ!!

特にそういうのではないのだけれどひっかかってしまい、店員の名札がないか探すためチラ見してみたり、どうも落ち着かない。
結局名札はなく、手がかりはビジュアルのみ。

名前を直接聞く勇気はなく。
聞いて違ったらどうする。ドン引きされるに決まっている。
そう思うと、世の中似てる人が三人いるという説やドッペルゲンガーの話を思い出して、確かめる勇気が出ません。

そうこうしているうちに〆の一杯もなくなってしまいました。
時間切れだと思って、お会計をするべく再度店員を呼びました。
お店は混雑さていて、呼び鈴の音が聞こえないのかなかなか来てくれません。
もう一度呼ぼうと思った時、店内を見回していた店長らしき人が「富沢!!!2番テーブル!!」と、さっきの男性店員に呼びかけました。

富沢だ、そうだ富沢だ……!
名前が出てくればもう間違いはありません。
小学5年生で引っ越しのため転校していった富沢。
夏も冬もいかなる時も半袖短パン貫いてた富沢。
カエルの卵を大量に教室に持って帰って来て、女子にドン引きされていた富沢……。

自信が持てて、ようやくお会計の際に、本人に聞けました。
私も眼鏡根暗系→コンタクト茶髪へとイメチェンしていたので分からなかったそうです。
富沢も小学校の時はまるまる太っていたのに、今や背も伸び、細くなり、声も低くなり、顔つきも大人に変わっていました。

わたしの話ですが、中学も地元中学ではなく違う学校へ進学したため、小学校の仲間とは疎遠になっていたんです。
今何してるのかなーと思いつつコンタクトを取れずにいました。

20歳を超えて再開した第一号、富沢。

ただの再会ですが、孤立を極めていた身としてはとても嬉しく、ラインを交換してまたの再会を約束し、お店をでました。

後日、富沢を通じて、小学校の仲間のラインに招待され、いろんな人の近況を知ることとなりました。
ありがたい話です。

いろんな人に沢山の楽しい再会がありますように!

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